- 退塾はゼロにする!
全然集客できなかった頃に立てた、わたしの塾の最初の目標です。
もちろん規模によっては退塾も出てくると思いますが、無ければ無いに越したことはありません。
また、戦略としておすすめしたいのが「ライバル塾の退塾者をゲットする」ことです。
そのためには、逆に退塾者を出しているようでは成り立ちませんよね。
そこで今回のテーマは
- 会員を満足させて退会を防ぐLINE活用法❗
確かに補助的なものですので、これだけで退塾が防げるわけではありません。
ですが、入退室連絡システムなど流行しつつあり、実際に保護者の方は評価してくれるものもあります。
また、生徒(塾生以外)の場合は公式LINEを便利に感じてもらい、登録してもらうという集客もしています。
では具体的にどのようなものがあるのか、ご紹介します。
(ちなみにわたしの塾では4年間ほど卒業以外の退塾ゼロを継続中です!)
会員を満足させるコンテンツ例と考え方
学習塾の場合は保護者向け・生徒向けに分けて、保護者には安心を、生徒には便利・楽しいを届けるコンテンツを意識します。
- 安心できる
- 連絡がすぐ取れる
- お知らせがすぐ届く
- 受験情報が手に入る
- 面談予約が簡単
●生徒向けコンテンツ例
- 勉強に便利
- やる気に繋がる
- 連絡がすぐ取れる
- お知らせをすぐ見られる
- 自慢したく、教えたくなる
保護者には安心を
保護者によって塾との関わり方は様々だと思います。
中にはお迎えに来るなど頻繁に顔を合わせる方もいれば、もしかしたら面談の時しか会わない方もいるかもしれません。
そうなると塾の継続は成績のみにかかってきます。
もちろん成績を上げないことには塾の存在意義はなくなってしまうのですが、徐々に上げていかなければならかなかったり、事故的に成績を落としてしまう生徒もいますよね。
LINEはこんなときの保険になります。
メッセージや場合によっては報告書などで塾の内部をアピールしていくことや、安心につながるコンテンツを提供することで退塾の選択を遠ざけます。
もちろんLINEでやる必要はないですが、LINEは塾に行かない方にも見てもらえる可能性が高いものです。
また色々なものを使うよりは公式LINEにまとめている方が、つながりは深くなるでしょう。
たとえば入退室連絡システム
現在すでに入退室連絡システムは流行ってきており、専用のサービスも存在します。
そちらのサービスでもいいのですが、塾の公式LINEに届くという点で保護者としては別のアカウントを登録する必要はありません。
また公式LINEを開く回数が増えることで塾との繋がりも強まるなど、公式LINEに組み込むことのメリットも存在します。
何よりも「こういうのが欲しかった」という言葉をいただくなど、あるだけで評価されるものです。
公式LINEに「ついで」で設置できるので導入してしまいましょう。
生徒には便利を感じてもらい、宣伝も
生徒向けの場合は
- 便利な連絡ツール
- 生徒が便利を感じるツール
- 生徒間の宣伝ツール
という使い方があります。
連絡ツールとして
生徒に対しても連絡ツールとしてのLINEはとても便利です。
ですが、個人のLINEを交換するのは色々な意味で避けたいですよね。
そこで生徒向けにも公式LINEを活用します。
メインはメッセージで、たとえば当アカウントでは
- 重要
- 遅刻・欠席
- その他
と分けてメッセージを送れるようにしています。
全てのメッセージはPC(スプレッドシート上)に記録される形にしており、その上で[重要]とした場合は登録した先生(複数人でも)のスマホにも転送されるようにしています。
まれに本当に緊急の連絡もあるため、スマホに届くことはこちらも安心なんですよね。
ちなみに[遅刻・欠席]の場合は見るけど返事はしない、[その他]の場合は後でまとめて見る、というようにして無駄な時間を使わない、という使い方をしています。
その他にもクラスごとの連絡を掲示板形式で表示するなど、様々な使い方が可能です。
生徒が便利を感じる&生徒間の宣伝ツールとして
またLINEには
- 語句検索(英和・和英・wikiなど)
- 写真から日本語翻訳
- マイページ機能
- ポイント機能
など、ちょっとしたツールを付け加えることが可能です。
まずは塾生の役に立てることが目的で、そこで便利さや特別感を感じてもらい退塾を阻止します。
また同時に、友人同士で自慢してもらい、塾生以外の生徒にも登録してもらう集客ツールともしています。
当塾では生徒用の勉強お助けステップ配信をしていますが、イベントごとの定期配信でも効果的です。
これらも、ついでに付けられる機能なので、実装しない手はないですよね。
会員を満足させて退会を防ぐLINE活用法!まとめ
●公式LINEで会員の満足させ退会を防ぐ!
- 保護者には塾に安心を感じてもらう
- 生徒には便利で自慢したいツールとする
- 入退室連絡システムなどは保護者の評価が高い
- メッセージ以外にもついでで付けられる機能がたくさんある
- 生徒に、塾生でない友人に自慢してもらう=宣伝ツール
満足感を高めることは単純な退塾阻止以上に、口コミに似た形で集客手段にもなります。
特に転塾生を狙う場合には、塾に入らなくても目に見える形で「安心」や「便利」が伝わるのは大きな武器となるでしょう。
初めは「うちにはこういうのもあるんですよ〜」を見せつけるつもりで用意しました。
公式LINEでついでに実装できるものがほとんどですので、どんどん導入し会員の満足感を高めていきましょう!
さて今回は「便利な使い方」という側面での公式LINEの活用法をお伝えしてきました。
ですが集客面・ユーザー側の話でした。
そこで次回は
- 集客ついでに業務・管理も簡単に❗
というテーマで私たちの側、業務面での公式LINEを便利な活用法をお伝えします。
ご期待下さい。