「最近勉強の様子はどうですか?」
(わたしは何を聞きたいんだ?というかこれって話題がないときに無理やり話しかけたときのセリフじゃん)
こんなこと思いながら電話がけをしていました。
でも、LINEを始めてから、電話がけしなくても生徒が集まるようになりました!
どこかの広告みたいな出だしですが、本当に電話がけが不要だとしたら興味ありませんか。
実際電話がけって大変なんですよね。
ある程度状況が分かっている方であれば話しようもあると思います。
ですが、以前資料請求があっただけの場合などとなると、自己紹介のあとは本当に冒頭のようなセリフしか出てきません。
- だからと言ってせっかくの見込み客を放置するのはもったいない
- でも大変だし、入塾につながることもまれ
ということで今回はこのジレンマを解決するLINEの活用法を紹介します
- LINEを使えば電話がけ不要で入塾の勧誘ができる理由
- 電話をかけないけどしっかりと集客になる理由(むしろ効果が高い理由も)
「電話不要の見込み客へのアプローチ」とは?!
LINEを使えば電話がけ不要で入塾の勧誘ができる理由
見込み客への電話がけの最終目標はもちろん入塾です。
ですが、電話をする理由(目的)としては
- 塾の存在を思い出してもらう(知ってもらう)
- 塾に入ったほうがいいと感じてもらう
この2つでしょう。
ここから「この塾であれば安心(成績アップ・合格など)が得られる」と感じてもらい入塾を達成するというわけです。
逆に言えば、上記2つの目的が達成できれば電話である必要はありません。
むしろLINEの方があらゆる面でうまくいきます。
なんなら、入塾直前まで引き上げてくれることまであります!
確かに電話で声や感情を伝えつつ直接話すことの意味は大きいですが、忙しいと言われる現代、友だちでもない人から急に電話がかかってきて喜んでくれるパターンは少ないでしょう。
つまり大抵マイナスからのスタートになるので、直接電話をするメリットは相殺されてゼロの可能性さえあるものです。
では具体的にその点、LINEならどうなのか、次の章で紹介します。
電話をかけないけどしっかりと集客になる理由
電話ではなくLINEでメッセージを送ることのメリットは
- 通知はされるけど見たいときに見ればいい
- 相手の状況に合わせた配信ができる(要事前アンケート)
- 一般的なネタでも勧誘できてタイミングを逃さない
- 今すぐ入塾しなくてもいい
- 電話以上に届き、見てもらいやすい
- 一斉配信をするため時間も取られない
などが挙げられます。
一つずつ見ていきましょう。
通知はされるけど見たいときに見ればいい
相手の時間をむやみに奪うことをしないため、印象を悪くするリスクを下げます。
相手の状況に合わせた配信ができる
LINE登録時にアンケートをとる仕組みを用意しておけば、登録後数カ月後でも、その家庭に喜んでもらえるようなメッセージを送ることができます。
個別指導を中心に「あなただけ」「オーダメイド」が当たり前になりつつある塾です。
メッセージも個人を意識している方が整合性がとれますよね。
一般的なネタでも勧誘できてタイミングを逃さない
これは、ひとつ上の「オーダメイド」とは反しますが、セミナーやイベントでの対象の広い集客でも個別のメッセージが送れるというものです。
電話連絡となると「今度セミナーやるので」というのは、手当たり次第感があって失礼かなと考えます。
ですが、メッセージで来る分には後で見てもいいですし、継続的に行っていれば「連絡のひとつ」と捉えていただけるでしょう。
また、「ちょうど勉強のことを気にいしていた」そのようなタイミングにうまく当たるかも知れません。
電話に比べて保護者の方の負担の少ないLINEでのメッセージであれば配信回数も増やせて、いいタイミングを捉えられる可能性も高まるというものです。
今すぐ入塾しなくてもいい
LINEでのメッセージはあくまで塾のことを思い出してもらう、そしてできれば塾に行ったほうがいいと思ってもらうことが目的です。
メッセージを送って、助かる情報があることを伝えるだけでその目的自体は果たせるでしょう。
さらに配信を重ね関係を深くしていくことで、「困ったらここに来てね」というメッセージにもなります。
たしかに電話でもできるかも知れません。
ですが、世間話で終えない限り何かしらのお誘いはするので、電話の場合は直接言葉で、多くの場合は「断る」ことになるはずです。
もちろん濁すこともあるとは思いますが、どちらにしろ気まずくなり、いざ本当に塾を選ぶとき、他に候補があれば優先順位は下がってしまうでしょう。
その点、LINEは毎回のメッセージで少しずつ信頼度を深めていくものです。
今すぐの入塾も少しは期待しつつ、同時に将来の入塾の可能性を高めていくというわけです。
電話以上に届き、見てもらいやすい
第1回の配信でもお伝えしましたが、LINEは届きやすさが段違いです。
電話は繋がらなければ何も起きませんし、現代では知らない番号からの通知は無視する方も多いです。
(ちなみにメールと比べてもLINEの開封率は3倍以上と言われていて、たしかに私も仕事以外でメールは一切開きません)
その点LINEであれば「無視する!」と心に決めない限り見てしまうものなので、効率も効果も比較して高くなると言えます。
一斉配信をするため時間も取られない
小学生と中学生などグループに分けた上で、まとめて配信ができます。
つまり個別に電話をかけるような時間は使いません。
そもそも出てくれるかどうかも分からない電話を順番にかけることは、時間がもったいないですよね。
さらにひとつ上で確認した通り、とても届きやすいというメリットと合わせると、効率はさらに上がると言えるでしょう。
電話不要の見込み客へのアプローチ?!まとめ
●LINEを使った見込み客アプローチのメリット
- 状況に合わせたメッセージが送れる
- タイミングを逃さずにメッセージを送れる
- 将来の入塾の可能性を高めてくれる
- 届きやすく、送る作業も簡単・時短
以前はなんとか会話を弾ませて、その中で「じゃあうち来てくださいよ〜」のようにすれば電話勧誘はうまくいくものだと思っていたんですよね。
そんな事が日常的にあるわけなく、またもっといい方法もあったということです…
過去の見込み客に対してアプローチをする場合、電話で連絡をしてその場で何かを約束することはめったにないと考えます。
そのため、長期的に成果を生み出す方法として、LINEでの定期的な配信で信頼度を高めていくことをおすすめします。
さて今回までで
- 集客としてのLINEのメリットと活用法
- 友だちの集め方
- ステップ配信
- LINEを使った過去の見込み客に対してのアプローチ
と、LINEを使った新規集客の面をお伝えしてきました。
次回は少し角度を変えて既存の保護者・生徒に対するLINEの活用法です。
テーマは「会員を満足させて退会を防ぐ❗」
辞めさせないことも営業活動の一つですよね。
ぜひご期待下さい。