塾長です。学習塾経営と集客コンサルをしています。
- 今の集客のトレンドはLINEだ!
といって始めようとしても
- なんでLINEがいいの?
- 個人情報とか大丈夫?
- 費用は…結構するのかな?
- で何をすればいいの?
という疑問も出てくると思います。
もちろん正解というものはないですが、その中でも
- これだけ知っていればあとはアイディア次第、LINEで集客できるよね
と考えるものもあります。
私はコロナ時より学習塾でLINE集客を始め、現在は生徒集めの中心にしています。
また、いくつかの塾さんへも紹介をしてきました。
そんな私が
- 学習塾・スクールでLINE集客するならここ押さえればいいよね!
と考えるものをこの記事ではまとめています。
特にこれからLINE集客を始める方向けの内容ですが、これから本格化しようという方にもきっと役立つので、ぜひ読んでみてください。
LINE集客の一番のメリットは確実に届くこと
みたいな話を聞くと思いますが、確かにこれらは効果的です。
ですがもっと注目して欲しいのが
- LINEなら確実(と言えるくらい高確率)にメッセージが届く
という点です。
届く理由は
- みんなスマホを使っている*
- みんなLINEを使っている*
- 通知があるとスマホに通知がある
- 通知があるとバッジがつく
- トーク一覧の一番上に表示される▼
などです。
すでに日本社会はLINEを見ざるを得ない感じですね。
届くのが分かれば各塾・スクールの秘伝の方法をLINEでやるだけですし、新しいアイディアの成功率も高まるはずです。
そうとなれば、できること・やりたいことたくさんですよね。
と、ここまではとても良さそうなことを伝えてきましたが弱点もあります。
- うるさいから→ブロック
です…
イラッとさせてしまったらまずアウトですよね
そこで出くるのがセグメント配信・ステップ配信というものです!
セグメント配信:届けるべき相手に届けるべきメッセージを
セグメント配信:
LINE友だちの情報によってメッセージを送る・送らないを分ける配信方法。
必要な人に必要な情報を送ることで、アカウントの印象や信頼感を高めることを目的とする。
通知が多すぎるとうっとうしくなってしまいますが、興味のないメッセージだとなおさらです。
なので、メッセージは届けるべき相手に送るようにします。
それがセグメント配信です。
【具体例:学習塾】
- 生徒:公立高校受験を目指す中学生
- 配信:都道府県の入試システムを絡めた情報提供とアドバイス
- 効果:信頼感UPで問い合わせ確率もUP!
- 「知れてよかった!ありがとう」
これができれば、LINE通知でお邪魔してるのに喜んでもらえます。
この場合に必要なのは生徒の情報と、そこに送るべきおトク情報となります。
情報は、LINE登録時にアンケートに答えてもらう仕組みを用意するのが一般的ですが、詳しくは以下の記事をご覧ください▼
セグメント配信をすれば
- 必要な情報が来るならばブロックはしない
- 嬉しい情報なら問い合わせの可能性UP!
となり、確実に届くLINEのメリットを伸ばせることになります。
ステップ配信:見込み客の背中を押してあげよう
ステップ配信:
何度かに分けてメッセージを送り、信頼してもらった上でオファーをする配信方法。
ステップ配信は上のセグメント配信を計画的にして、入塾・入会まで導く配信方法です。
【具体例:学習塾】
生徒:公立高校受験を目指す中学生
- LINEお友達登録+アンケートで情報取得
- 配信1回目:都道府県の入試システム+注意点
- 配信2回目:昨年度の入試の状況+アドバイス
- 配信3回目:同学年の中学生の勉強状況
- などなど(しっかりしたアドバイスができること・情報を持っていることで信頼感を高める)
- オファー:「心配事があれば無料相談致します」
- 個別の無料相談をし、同時に体験授業に誘う
- 体験授業で最後の不安を取り除く
- 入塾!
大まかな流れは以上で、この中では①〜⑥までをLINE内で行います。
配信間隔は1日おき2日おきなどを設定し、配信自体も自動で可能です。
この例でのオファーはまだ無料相談とかなり刻んでいますが、塾・スクールの状況に合わせてアレンジしてください。
私の場合はこのやり方で、無料相談まで進んでくれた方は7割以上の方が体験授業に参加してくれて、体験授業に来てくれればまず入塾となっています。
学習塾・スクールのLINE集客はまずはこれ!
ここまでLINE集客についてメッセージ配信を中心にお伝えしてきました。
実際に運用を始める際には
- 友だち追加時のアンケートの設定
- セグメント配信(一斉配信)
- ステップ配信(個別配信)
- メニューの設置
の実施をおすすめします。
①〜③は上記の内容が基本となります。
④はここで初めて出てきましたが、いわゆるリッチメニューというもので、トーク画面の下部に設置されるボタンのことです▼
作り込めば様々なアクションも可能です。
ですが、まずはホームページへのリンクを設定しましょう。
ボタンがあれば押したくなるものなので、そこでのやり取りを通じて信頼感が高められます。
いわゆる「ファミリアリティ・エフェクト」などと呼ばれるものですが、リッチメニューと効果に関しては以下の記事で紹介しています。ぜひご覧ください▼
でも心配、LINE集客を始める前のよくある質問
- 個人情報は大丈夫?
- 忙しくてあまり時間割けないよ?
- お金どれくらいかかるの?
「あとは実践あるのみ!」
ですがその前にちょっと心配になる、よくある質問にお答えします。
個人情報はしっかり管理されている
個人情報の問題は、結論から言うと気にする必要はありません。
理由を少しだけ解説しようと思いますが、細かい話なので折りたたみにしまいます。
以前LINEは個人情報の問題がニュースとなっていましたが、これは個人情報を含むLINEのデータに中国の子会社からもアクセスができたというもです。
モニタリングはありましたが、LINE外部への流出はないと公表されています。
さらに、以前は日本と韓国とで保存していた個人情報を含むデータに関しても、2024年中を目処にすべて日本国内に移す予定となっています。
もう一つ、勘違いされているパターンとして「グループトークではない」というものもあります。
LINE公式アカウントはユーザーと公式アカウントとで1対1でメッセージを送り合うものです。
グループトークのように一つのトーク画面で皆のメッセージがやり取りされるわけではありません。
他の方にメッセージが見られてしまうことはありませんのでご安心ください。
最初に設定してしまえばあとは自動で
ご安心ください!
確かに最初の設定は必要ですが、その後は基本的に通常の問い合わせ対応と変わりません。
もちろんLINEはホームページと同じで、力を入れようと思えば色々なことができます。
それでも初期設定さえあれば必要な効果は出せます。
「初期設定」「実際の運用」については具体的に何をするのかの紹介もしております。ぜひご覧ください▼
料金改定がありましたが0円も…一応
そして費用も気になるものです。
まずLINE公式アカウント自体は無料で使い始められます。
費用がかかるポイントは簡単に言って
- メッセージをどれだけ送るか
によって決まります。
引用:【重要】LINE公式アカウント 料金プラン改定及び日割り廃止のお知らせ|LINE for Business
ここで言う「無料メッセージ」には、1対1チャットと自動返信メッセージは含まれません。
カウントされるのは一斉配信と、返信ではない自動配信メッセージ(ステップ配信など)です。(細かくはもう少しあります)
つまり一斉配信をしなければ0円プランでの運用も十分可能です。
しかし、一斉配信やステップ配信は絶対したいのでライトプラン(月5,000円)以上を利用することをおすすめします。
また、LINE公式アカウントはそのままで使うのではなく、外部ツールを加えることで機能を拡張できます。
もちろん使いやすく効果も高まるのですが、無料〜有料のものとあり、費用が高くなることもあります。
追加ツールに関しては以下の記事をご覧ください▼
まとめ:塾・スクールでのLINE集客を具体的に!
- 友だち追加時のアンケートの設定
- セグメント配信(一斉配信)
- ステップ配信(個別配信)
- メニューの設置
まずはこれです!
もちろん方法はアイディア次第ですが、例えばこうしているというのを知っておいても損はありません。
ところで、いちばん重要な「そもそもどうやって友だち増やすの?」に答えていませんね。
これに関しては広告を使う一般的なものから塾・スクールならではの方法も紹介しています。ぜひご覧ください▼